初夢にふさわしい“メイド・イン・ジャパン”のプロジェクト

本日放送の「夢の扉+」は2013年に本格始動する壮大な5つのプロジェクトとドリームメーカーたちを紹介する“特別編”であった(1月10日夜11:00~BS-TBSにて再放送)。心躍るチャレンジに挑むサムライ達の目の輝きがいずれも素晴らしい。
http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/

1.日本初の国産ジェット旅客機の発売開始( 三菱航空機社長 江川豪雄氏)
国産プロペラ機・YS-11の生産打ち切り以来、ずっと米ボーイング社の下請けに甘んじてきた日本の航空機業界だったが、今年、小型ジェット旅客機・MRJを完成させ、世界市場へと打って出る。競合はカナダ・ブラジル・ロシア・中国といった国々の実績あるメーカー。しかし江川社長の「日本のモノづくりの悲願であり、日本のために作る」との宣言通り、競争力ある製品を作り上げ、既に300台以上の受注を確保しているという。

2.iPS細胞の自動培養ロボットの本格運用(川崎重工業システム技術開発センター 中嶋勝己氏)
創薬や再生医療に期待が寄せられる、iPS細胞の培養には、実は気の遠くなるような人手が掛かり、しかも微妙な手さばきや細心の心配りが要求される。それを自動化できないか?という素朴な発想から立ちあがった世界初の装置が、2013年に本格運用される。研究用のiPS細胞を自動培養できる、最先端テクノロジーの装置。微妙な人の熟練作業を24時間無休で繰り返す、日本らしいプロジェクトである。

3.世界最高峰の地震シミュレータの開発(海洋開発研究機構 金田義行氏)
次に起こると言われている大地震、南海トラフ地震。想定死者最大32万人と云われる。避難路を逃げる人たちや発生する津波など、様々なシミュレーションは既にあるがそれぞれ部分的なものでしかなかった。それらのシミュレーションを繋げることで、地震が発生した場合のあらゆる災害をシミュレートでき、具体的な対策が検討できる。そのためスーパーコンピューター「京」の中に、実在する街を再現したのがこのシミュレータ。年内に完成、発表の予定である。

4.世界初のメタンハイドレート海洋産出試験の開始(JOGMEC 山本晃司氏/佐伯龍男氏)
日本近海に大量に眠る“燃える氷”メタンハイドレートは100年分の国産資源と云われる。その地中のメタンハイドレート層から天然ガスを取り出す世界初の海洋産出試験が、2013年1月にスタートする。多様な再生可能エネルギーの分散型社会に移るのがトレンドとしても、このメタンハイドレートは埋蔵量が桁違いである。エネルギー輸入大国・日本が資源大国になれるかも知れないという、まさに壮大な夢プロジェクトである。

5.世界最高時速500キロ超の『超電導リニア』の走行試験開始(JR東海リニア開発本部長 白國紀行氏)
品川~名古屋間をたった40分で結ぶ夢の『超電導リニア』。存在自体は多くの人が知っていても、一体いつ実用化されるのかは知らない。そんな「夢」の代表でもあったが、2027年の実用化に向け、その営業車両での走行試験が2013年末に山梨の実験線でスタートする。1962年から携わっているMr.リニアカーの夢が実現に近づいている。

いずれもニッポンの技術力・総合力が花開こうとしていることを告げる壮大かつインパクトの大きい「ドリーム・プロジェクト」である。是非成功していただきたいし、技術的な観点だけでなく日本社会・経済の発展のための国家戦略としてもうまく使って欲しいと感じた。
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