「挑戦の精神」こそが世界で勝てる地方メーカーを生む

11月7日(木)のカンブリア宮殿は「部品メーカーから日本No.1に大躍進!高くても売れる国産メガネ」。ゲストはシャルマン会長・堀川馨氏。

国内のメガネの9割を製造する福井県鯖江市。100年の歴史を持つ。しかし安い中国製の攻勢で苦戦を強いられ、今やメーカー数はピーク時からは半減した。その中、1本4~6万円台を中心とする高付加価値路線で、国内のフレーム市場でトップシェア(金額ベース)に君臨するのが「シャルマン」。

会長の堀川氏は、かつて下請けの部品メーカーに過ぎなかった小さな町工場を、業界の常識を破り続ける「アウトサイダー経営」で飛躍させた。分業が当たり前だったメガネ業界の常識を打ち破り、次第に内製範囲を拡げ、一貫生産体制を築いた。さらに、「柔らかく曲がって元に戻るチタン」や「チタンを劣化させず溶接するレーザー」など、オンリーワン技術を次々と開発。ついにはトップメーカーへと変貌させたのだ。

シャルマンには『7人の侍』と呼ばれる、社内きってのクリエーターを集めた部署がある。彼らは自由な発想での「新しいモノ作り」を任され、実際にヒットを連発している。「自由闊達で常識にとらわれない」シャルマンならではの商品開発。独自技術が生む「ありえないデザイン」と「絶妙なかけ心地」が人気を呼び、百貨店の店頭では試着した客に次々と売れていく。販売先は世界100ヵ国以上にまで拡がる。

シャルマンは去年から、「医療分野」にビジネスを広げ始めた。眼科手術用ハサミや脳外科手術用ピンセットなどの軽くて(従来のスェーデン企業のステンレス製の半分!)精密な道具が繊細な動きをサポートする。この製造過程でフル活用するのが、メガネ産地・鯖江が蓄積してきた、世界トップレベルのチタン加工技術。今までのような自社内製でなく、高い技術を持つ地元企業と連携している。横串を通す役割を果したい、鯖江を救いたいという思いも伝わってきた。

「全ての製品でグローバル市場を目指す」と宣言する堀川氏。地方メーカーが生き残り、世界で勝つための秘訣は「挑戦の精神」だと教えてくれる。
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