韓国経済の苦境は「天ツバ」に過ぎない

12月2日放送の未来世紀ジパングは「反日の裏側で・・・韓国経済に異変!?」。韓国の本音とアキレス腱が少し見えた。

番組の冒頭で紹介されたのが、ソウル市内の高級デパート。開店前から長蛇列ができる日本発のスイーツがある。日本でも人気の「堂島ロール」だ。韓国では日本より600円高い1本1,800円だが連日100人以上の大行列、3時間で売り切れてしまう。

さらに韓国の繁華街では、日韓関係が悪化した今でも日本食レストランが急増。この日本食ブームに乗って、今年秋ソウルに出店したのがとんかつ店の「キムカツ」。しかし「キムカツ」が生み出した薄切り豚肉を25枚重ねた「かさねかつ」の模倣店が、韓国には既にいくつも出店していた。しかもその一つは味もよいときている。模倣店にどう立ち向かうのか、「キムカツ」では新メニューを開発し差別化を果そうとしていた。

また、番組では100人への街頭インタビューを実施。やはり反日的なコメントが多いのだが、「なぜ反日なのか、自分でも分からない」とか、ビジネスマンの「自分はどちらでもない」や「本当は仲良くして欲しい」といった異なる感情を秘めたコメントも少なくない。要は反日教育に刷り込まれている点と、世間の「反日風潮」のため、へたに「自分は日本が好き」などとは言いにくい雰囲気があるのだろう。普段メディアが伝えない本音が見えた。そしてその世間の「反日バネ」を利用しようとする朴政権の姿勢も窺える。

この背景を探るべく、番組は別の角度からの取材を進める。マンションの建設ラッシュに沸いていた韓国で各地に出現している「幽霊村」。巨大マンションを再開発しようとしたものの建設不況でストップし、放置されたままになっているのだ。「幽霊村」は様々な事件の温床となり治安の悪化が深刻化、大きな社会問題になっている。その先にあったのが金融機関や財閥(東洋グループや熊津グループなど)の破たんだった。不動産価格の暴落、そのあおりは一般庶民に。全財産を失った人たちが倒産した企業に乗込み、警察が出動するなど大騒ぎだ。これこそ韓国経済が今直面する、バブル崩壊の実態だ。

さらに現代自動車にも異変が生じている。グローバル市場で急成長し日本のホンダなどを追い抜き、販売台数で世界第5位となったヒュンダイ。しかし今年その成長がストップ。現代自動車の世界最大の工場がある南部のウルサン(蔚山。現代の城下町)はソウルを超えて個人所得が韓国一。しかし町を見下ろす高台に行ってみると「現代の失速」を物語る驚きの光景‐輸出を待つ、自動車の在庫の“波”‐が広がっていた。そのきっかけは公表されていた燃費性能のごまかしであり、その後に続いた品質問題。要は「偽装」がバレたに過ぎないのだ。

そしてもう一つの問題。現代自動車では「世界最強」といわれる労働組合によるストライキが相次ぎ、年間2千億円近い損失を出している。現代社員の平均年収は940万円(この8年で2倍に!)、韓国国内からも批判の声が上がるほどの高所得。このままではウルサンが「アメリカのデトロイトの二の舞になる」という不安の声も囁かれているが、現代の失速と従業員の苦境に同情する声はない。

韓国の製品やコンテンツが、世界市場で人気があるというのが韓流だったが、それに対し日本の製品や文化が世界市場を再び席巻する“日流の逆襲”が始まると後藤ナビゲータは予想した。実際、自動車の世界市場で日本メーカーが復活しており、日本企業の「倍返し」が始まっているのだ。

過去の日韓関係はシーソーゲーム。韓国が上がれば日本が沈み、日本企業が浮いたときは韓国企業が沈む。このシーソーの繰り返しが日韓両国の競争力を引き上げていた要因でもある。しかし物真似経済で伸びてきただけでその「師匠」である日本に対する尊敬を払わず(むしろ「反日バネ」で名誉を汚そうとするだけで)、技術開発力やサービス精神を発展させることのできない韓国経済が復活することは難しいのではないか。
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