ドローン誤爆の急増に米国民は心の痛みを感じないのか

10月28日(火)に再放送された「BS世界のドキュメンタリー」は「アメリカの“新たな戦争”?~無人機攻撃の実態~」。米軍基地から通信衛星を通じて操作する無人航空機=ドローンによる攻撃について、フランス取材班によるものでした。

アルカイダなどのイスラム過激派テロ組織せん滅作戦を続けるUSA。オバマ政権になってから、ドローンによる攻撃が急増しています。ブッシュ政権下で49回だった攻撃回数が、オバマ政権では400回前後にまで至っています。

オバマ政権は、ドローンは「アメリカ兵の命を危険にさらすことなく、民間人の巻き添え犠牲者を最小限にとどめるピンポイント攻撃が可能だ」と強調。対テロ戦争の武器の中核であると位置付けられているのです。

公式には明らかにしていないが、イラク、アフガニスタン、パキスタン、イエメン、ソマリアなど、イスラム過激派組織の勢力が急速に拡大する国々が攻撃対象地域となっているのです。ドローン攻撃は本当に、民間人の犠牲を最小限に食い止め、アメリカ人兵士の安全を確保することができる、新しい形の戦う手法なのでしょうか。

フランスの取材班は「アラビア半島のアルカイダ」に一部支配されているイエメンに向かい、実際の被害を調査しました。現場からの報告と映像、そして関係者へのインタビューによって、ドローン攻撃では実際には誤爆が多く、少なくない非戦闘員(一般人)が(巻き添えになって、もしくは間違えられて)殺されている実態、そして米国に対する反感を以前以上に増す実態が浮かび上がってきました。

誤爆の原因の一つは”signature strike”, つまり特定の怪しい行動が識別されたら攻撃対象となるということなのです。誰がターゲットなのかは攻撃操作する軍人にも分かっていなくてもいいというのです。半分は誤爆だと云われるのもむべなるかな、です。

原題にあるObama’s Dirty Warの意味は明らかです。殺された人の遺族が泣き叫ぶ姿を米軍関係者はどう見るのでしょう。ドローンは生活の向上に役立つ技術ですが、同様以上に殺人に効果的な技術でもあることがよく分かります。
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