不正を行う心理は万国共通で普遍的

11月22日(土) NHK BSプレミアムで放送された『世の中はうそ不正でできている?』。これが意外と面白かったですね。

番組の説明分は次の通り。『食品偽装や論文ねつ造、公金横領…世の中は、あきれるほどのうそ不正であふれている。いったいなぜなのか?ハーバード大学などの行動経済学者たちは驚くべき研究結果を発表した。「バレないと思えば大半の人は不正を働く!」「偽ブランドを身につけるとズルをしたくなる!?」「創造性が高い人ほどうそ不正が多い!?」などだ。架空の「うそ不正撲滅研究所」を舞台に最新の研究成果をドラマバラエティーで伝えていく!』という趣旨。

番組の中で被験者(MITやハーバードの学生など)が幾つかの実験に参加します(もちろん、参加者はそれぞれの実験の目的を知らされていません)。正答率により最高10ドルもらえるのですが、正解かどうかを自己採点し、自分の回答用紙はシュレッダーに掛けられます。つまり自分のズルがバレない環境なのです。そして大半の人が見事に、小さな誤魔化しをするのです。

要は次の数点に集約されます。世の大半の人は「自分は正直なほうの人間であり、できれば常にそうありたい」と考えながらも、ズルしてもバレない状況にあると、しかも額が大きくないと、「まぁこれくらいならいいか」と自分で自分に言い訳して、ついついズルをするということです。大半の善良な人が、です。

そして軽いズルを一つすると、それからは次のズルをすることへの抵抗感は小さくなるということです。これは世の中でよく言われるし、体感的に納得できるものですね。しかも創造力の高い人ほどズルをしやすいとのことです。ズルをする自分を正当化するうまい言い訳を“創造”するということです。なーるほど、ですね。

こういった心理をよく理解して、世の中から不正や誤魔化しを減らす工夫が求められるのです。そのために効果的な方法は実にシンプルです。モーゼの十戒や会社の倫理規定などを思い出させ、意識させるだけでいいのです。あと、運転姿勢がゆったりしていたり作業スペースに余裕があったりするほど不正をする可能性が高くなるそうです。要はふんぞり返るような環境はいけないということですね。あと、違法駐輪を減らすために「目力」看板が有効だということです。要は「人の目」を意識する環境が有効だということですね。実に示唆的な内容でした。
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