「自動駐車システム」の付加価値

昨日から開催した家電見本市、CEATECの様子が色々と報道されている。家電は解像度4倍の4Kテレビが目玉らしいが、むしろ全体的に目立つのはスマホとEVとのこと。わけても日産の「無人自動運転EV」が評判である。

車体の周りにある4つのカメラを使って駐車できるスペースを探し出し、自動で駐車するものである。ウェブやTV報道で部分的にではあるがその様子を見たが、面白い。一種の遠隔ロボット操作である。

仕組みはそんなに複雑ではない。大きく2つのポイントがある。1つはスマートフォンを使ってLTEでクラウドとつなぐこと。車がこれから入ろうとする駐車場の詳細な寸法、どこが空いているか、どこに止めるか、何番目に止めなさい、そういう情報を設備側のクラウドから受信する。

次のポイントは車の周りについている4つのセンサーカメラで、車自身の周辺はどうなっているか確認する。クラウドからもらった詳細な駐車場の情報と、車から見えている白線などの情報を照合することで、自分の位置を5cm以内の精度で把握する。あとはスマートフォンからのキュー出しをトリガーにして、指定された場所に自走して駐車する(この部分は既に実用化されている機能)。

この構想で面白いのは、駐車場の中を前後の車と一緒にノロノロと運転する部分を、運転手なしでも自走できるようにしたことである。同乗者だけでなく運転手も車を降りてしまい、あとは駐車場と車のやり取りにより、空いているスペースまで自走できるのだ。誰も乗っていない車が貴方の目前で駐車する様子を想像して欲しい。

確かに渋滞するSCで(例えば予約している映画に間に合うかどうか)やきもき&イライラしながら駐車するオトーサンを尻目に奥さんと子供だけ先に降りる、といったことは一度や二度、誰でも経験したことがあろう。これは実現すれば人気が出ると思う。ちょうどアイサイトによってスバルの車があまり値引きされなくなったように、意味のある付加価値になる可能性が高いと小生は見る。
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