中国「バブル崩壊」は紛れもない事実だ

中国が引き金となった世界同時株安が多発している。ついに世界中が懸念していた「バブル崩壊」は始まったのか。そんな中、9月14日(月)に放送された未来世紀ジパングは『中国「バブル崩壊」の真相...知られざる裏側を緊急取材!』。実にタイムリーな緊急企画だ。

まず見せられるのは、国を挙げた都市計画のもと、ヨーロッパの街並みそっくりの模倣都市=フェイクタウン(こういう悪趣味な都市が幾つもあるのが模倣を恥ずかしと思わない中国らしいが、「中国11大模倣都市」という無謀な巨大都市開発計画があったらしい)の一つ“中国のパリ”だ。

街には3分の1規模のエッフェル塔や、目抜き通りの偽シャンゼリゼに10万人が住める巨大マンション群。しかし実態は「もぬけの殻」。街は「ゴースト・パリ」と呼ばれている。要は誰も済む気がないが、投資先として開発されたのだ。開発した不動産会社は既に不動産業をやめたという。フェイクタウンの多くが現状では「ゴースト○○」化しているのだ。

そして襲った今回の上海市場での株の大暴落。1億人の投資家が1000万円以上の財産を失ったと言われる。全財産を失い「跳楼」(飛び降り自殺)するケースが続出したのだ。そもそも虎の子の全財産を株式につぎ込んだり、借金をしてまで株式投資をしたりするなんて、この国の投資家に対する教育は一体どうなっていたのか。

それに対し今、証券会社は水着ギャルを使って「早まるな!上がるまで待とう!」を合い言葉に自殺防止キャンペーンを展開中だという。どっちもどっちだ。

そんな状況下で、“謎の踊り”が中国全土で大流行しているという。各地の広場で大勢の市民が一晩中踊りまくるのだ。いつしか全国に広まったらしい。単に大音響で流される音楽に合わせて自由に踊り狂うのだが、幕末の日本で流行った「ええじゃないか」を彷彿とさせる、実に異様な光景だ。

民衆の「やけくそ」気分や世紀末思想を表しているのだろうか。デモやストライキのような抗議行動じゃないので政府も直接取り締まったりはしないらしいが、政府も気味悪がっているのだろう、周囲で警察や軍人が警戒しており、場所によっては音楽を指定するらしい。バカ臭く滑稽だが、本当に異様な光景だ。

そして“世界の工場”の現状についてもレポートされていた。製造業が集積する広東省では今、製造不況が直撃していた。街の広場には行き場を失った数千台もの建設機械が放置され、工場では経営者の夜逃げが続出(こういった話は前から聴いていた)。中国人や韓国人・台湾人の経営者はマズイとなったら、可能な限り金を持って夜逃げするが、日本人経営者はなかなか踏ん切りがつかないのだ。

さらに日本企業も中国からの撤退も加速しており、これも以前から話題になっている。ある日系工場では労働者800人がストライキを起こし、日本人幹部が拉致・監禁されたことで相当な出費や損切をしての撤退を決断したという。

番組ではその様子を監視カメラの映像と写真、社長の証言により再現してくれた。中国経済を牽引してきた「世界の工場」が終焉したことを実感した。

番組後半はリゾートホテルの話だ。ラスベガスを引き離し、カジノタウンとして急成長を遂げたマカオは今や世界一だという。しかも上記のような情勢で今なお、新たなリゾートホテルが次々と建設されているのだという。これも驚きだ。

世界初「8の字観覧車」を備えたアトラクションホテルや、パリ風の巨大ホテルリゾートなど。成金趣味そのものだと感じた。その中に着工したばかりの注目ホテル。あの「アンビルトの女王」ザハ氏が設計したホテルだ。曲線を多用した「かつてない奇抜なホテル」は悪趣味の塊だった。

ところでマカオの年間5兆円を超える収入源が中国本土からの客だ。中でも数%と言われるVIPが5割を占める。関係者によると「一晩で数億円を賭ける」連中がわんさかいたのだという。

当然ながら中国経済悪化の影響がマカオを直撃しており、VIP専用ルームが次々と閉鎖中だ。番組では、VIPの実態とその現況を、関係者が赤裸々に告白。現在、中国本土で「未回収の借金の総額は3000億円」と明かした。中国バブルの恩恵に支えられてきた、マカオのバブルもまた終わろうとしているということだ。
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