アジアはダイナミックかつ危険に満ちている

録画で溜め込んでいた未来世紀ジパングを集中的に観た。10月5日放送の「インド交通戦争 そこに勝機が!」、10月19日放送の「反中フィリピンで日本の鉄道が大逆転!〜戦後70年もう一つの"残留孤児"〜」、10月26日放送の「ミイラ肉に、キノコ危機、化学工場連続爆発...追跡!中国の安全」の3つである。背景や状況は様々だが、激変するアジアらしい、リスクと驚きに満ちた内容だった。

一つ目のインドの交通戦争はすさまじかった。「一歩でも先に」と考える国民性からくる交通ルールを守らない実態が引き起こしている、1年間の交通事故死亡者数14万人(世界ワースト1位)。東南アジア各国でも交通混雑はひどく事故も多いが、インドほどスピードを出さないので、軽い事故が大半だ。インドの場合、皆が目一杯スピードを出すので、事故時が悲惨なのだ。しかも、「運転免許を買う」人が多いという現実にも呆れ返る。女性に対する蔑視・差別・暴力と並ぶ、インドの恥部といえる。

2つ目のフィリピンは最近目覚ましく発展中だ。紹介された湾岸地区の再開発は見ものだ。巨大複合リゾート施設が東京ディズニーランド2個分の敷地に4つ建設されつつある。マニラをシンガポールやマカオに対抗させようというのだから鼻息が荒い。

また、高速鉄道計画が中国に逆転決定するというショッキングな「裏切り」を行った親日国・インドネシアに対し(ジョコ大統領は親日家ではないし、オバマ米大統領と同様に日和見主義者だ)、首都マニラの大動脈となる3000億円規模の鉄道計画では日本に大きなチャンスが巡ってきている。元々は全く親日的ではないフィリピンだが、今現在では南沙諸島の領有権問題で対立する中国を嫌う気分が作用して、大いに日本と仲良くなる方向に世論がシフトしているようだ。

最後、3つ目はその中国の実態の一端を伝えてくれた。我々の常識ではありえないようなことが次々に起こる中国だが、その「安全」の闇を改めて追跡する内容だった。

食品問題では「ミイラ肉」という、驚くようなニュース。なんと40年前の冷凍肉が流通していたという。食品Gメンの活動も紹介されていた(以前、他の番組で観た人とは別の有名Gメンらしい)。不自然に白すぎるマッシュルームやエノキダケを市場で購入し、食品検査所で分析してもらうと、許されるレベルを遥かに超えた量の化学物質(漂白剤)に汚染されていた。番組の取材班が現地(通称「毒キノコ村」の)工場に潜入していたが、キノコを安い時期に大量に購入、塩(ホルマリンに近い?)漬けして(結果的に腐っていた)、古い状態なのを誤魔化すために漂白して、年間を通して販売しているのだ。食品に対する安全性意識などはかけらもない実態がよく分かる。こうした国から食品を輸入することがどれほど我々の健康に対するリスクを高めているか、日本の消費者は冷静に考える必要があると、改めて思った。
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