砂利は今や貴重な資源

建設用資材の運搬がメイン事業である運輸会社を親族が経営していたため、建設・物流関係の情報には割と身近である。東日本大震災と東京五輪のダブル需要で、この数年間の資材高騰と人手不足は高度成長期よりも酷いらしい。

そんな中、さもありなんという情報に出会った。NHK総合「所さん大変ですよ」の9/8(木)に放送していた『ミステリー 一夜にして裏山が消えた!?』である。何とも怪しげなタイトルだが、実は大真面目そのものだ。

とある民家の裏山が一夜にして消えた。そして南の太平洋では、次々と島が消えているという…。そんなマジックのような事態が、あちらこちらで起きている。その裏側でうごめいていたのは、“資源”である砂利を巡る争奪戦だった。

いまや貴重品となった砂利は、日本じゅうで良質の採掘場が掘り尽くされつつあり、違法な採掘のやり方も横行しているのだ。例えば裏山を完全に削り取ってしまい、それだけでは飽き足らず境界線ぎりぎりまで山肌を削り取ってしまったため、隣接する住宅地の家屋が傾いてしまうほどに…。

しかも地元の行政官から注意を受けながら、「防災工事」と称して採掘を強行していたというから恐ろしい。お陰で隣接する民家の家族は離れた市内に引っ越しを余儀なくされたという。とんでもない話だが、実は日本じゅうに似たような話はあるらしい。

海外ではそのあくどさはさらに凄まじく、番組ではインドネシアの取材事例を放送していた。特殊な船を使い、浅瀬の海底から砂を大量に吸い上げる。そのためやがて小さな島が次々に消失しているという。もちろん違法採掘だ。

その砂利はどこに行くのか。今はインドネシア国内もインフラ建設需要が大きく、砂利の輸出は禁止されているそうだが、実際にはシンガポールの建築業者が高値で買い取るものだから、今でもインドネシアから密輸されているという。多分、中国やラオスの内地からも大量に輸出されているのだろう。

日本では今、ヘドロや産業廃棄物から建設資材を再生するプロジェクトが盛んに研究されており、これが実用化されて世界じゅうで安価に提供されると一石二鳥となると期待されている。ニッポンの有望技術の出番が待ち遠しい。
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