メスを入れずに治す、がん治療最前線「重粒子線治療法」

TBSで放映された『夢の扉+』で、重粒子線を照射することでガン細胞を殺す治療法が紹介されていた。
http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/backnumber/20121202.html

これは「夢」ではなく既に確立している治療法である。1回30分程度の照射で、身体への負担も小さい。副作用もほとんどない。体力的な問題で手術をあきらめた老齢の患者でも効果を上げているという。

胃がん、血液ガン、および全身への転移が進んだ状態は適用できないが、それ以外は適用可能とのこと。がんの外科手術の第一人者が「外科手術の必要性が激減するんじゃないか」というくらい衝撃的である。今、日本では外科手術、放射線、化学療法(抗がん剤)が治療の主流だが、大きく変わろうとしているのだ。

群馬大学医学部の中野隆史教授がその動きの中心人物。通常の放射線治療では正常な細胞へのダメージが大きかった課題を解決する方法として重粒子線治療の研究に取り組んだが、300億円という巨額かつ大規模な施設が必要とされたとのこと。足掛け6年の時を経て、中野氏はメーカーと協力して小型化に成功し、建設費用を1/3ほどに圧縮した。並行して、文科省に掛け合って普及型の重粒子線施設(重粒子医学センター)を群馬大学に完成させた。九州に間もなく開業する同様の施設を建設・運営するのにも協力している。

重粒子線治療法は保険適用外なので、300万円ほどという高価な治療費であるが、患者は殺到しているようだ。今後、この治療法が保険適用になれば多くの患者が救われよう。小生の親しい友人も昨年、50過ぎという働き盛りでありながら肺がんで亡くなった。小生は高齢になればがんを受け容れてもよいと個人的には思っているが、50代や60代では早過ぎる。この治療法が普及することで、この悔しさを味わう人がひとりでも減ることを願う。そして日本初の技術として世界にも広めて欲しい。
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