総選挙結果を見て

前回には「自民はけしからん」ということで政権交代をさせた日本の選挙民は、今回は「民主はなさけない」ということで票を分散させ、結果的には第一党としての自民への大回帰となった。時計の振り子のような、見事なくらいの揺り戻しである。

小選挙区制の猛威をまざまざと見せると共に、「本当に自民の政策がいいと思って投票している?」という素朴な疑問を感じさせる投票行動でもある。
景気回復への期待は分かるが、「人からコンクリート」への路線揺り戻しであり、「外れたら財政破たんを招く社会的バクチ」だと彼らは意識しているのだろうか。

前回もいかにも口当たりはよいが裏付けのなさそうな民主の「国民の生活が第一」路線にお墨付きを与えながら、(やっぱり)裏切られた苦い経験を反省している投票行動とはとても思えないのは小生だけだろうか。

しかもこれだけ注目され、国の行方を左右すると言われている今回の総選挙において、最低の投票率という情けない状況である。
特に社会的に不利な状況に押しやられていると言われ続けてきた若者が「反旗」を振り回すチャンスだったのに、その機会を逃してしまったのかも知れない。

小生としては、仕事的には自民政権で景気がよくなるのであれば歓迎したいが(事実、株価は先取りしているが)、個人的には選挙民全体の合理性への疑問が膨らみ続けている。遠くない将来に「間違った期待」が裏切られて、
ポピュリズムが世論を乗っ取るのも怖い。同様に、知人のビジネスマンの大半は「景気回復には期待したいけど、もう政治家には騙されないぞ」と身構えているようだ。複雑な結果である。
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