外国人観光客は既に“コト消費”に向かっている

中国からの旅行者による“爆買い”の熱気は既に過ぎ去り、大手免税店では売上が前年の半分近くの月もあるという。もっとも、この傾向は中国政府の「荷物持ち込み制限」などの規制の動きから予想されていた。それに外国人旅行者が減っている訳ではない。相変わらず増加中なのだ。彼らは“コト消費”に向かっているのだ。

そんな中、品物ではなく体験=“コト”で再び外国人観光客の消費を呼び戻そうという動きが首都圏で進む。2月16日 (木)放送の「“モノ”から“コト”へ 外国人の消費をつかめ!」はそうした動きを捉えていた。

漫画教室や男性の美容体験、日本人には見慣れた風景を外国人目線で再発見するツアーなど新サービスが続々。地方を訪ねる新たな動線も生まれている。インバウンド消費アップのための秘策が幾つか目についた。そしてこれらの施策は日本人旅行者にも有効だと感じた。
http://www4.nhk.or.jp/tokuho/x/2017-02-17/21/14486/1503049/

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文化大革命の実像の一端を示すドキュメンタリー

文化大革命の実像はいかなるものだったのか。事実の発掘は中国では全く進んでいない。へたに発言すれば社会的生命のみならず物理的生命さえ奪われてしまうかも知れないのが、中国の怖さだ。

そんな中、歴史を風化させてはならないと語り始めたのが、アメリカ在住の中国人たちである。その証言を伝えてくれたのが、昨年の12月23日に放送されたBS1スペシャル「文化大革命50年知られざる“負の連鎖”語り始めた在米中国人」である。かなり衝撃的な内容だった。
http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/2443/2737014/

その証言からは従来日本のマスコミから伝えられてきた見方とは全く違う実態が見えてきた。文革の恐ろしいうねりを広げたのは、「紅衛兵」とよばれる共産党員の息子・娘である若い知識層ではなく、対立する「造反派」と呼ばれる旧地主層の若者と労働者だったのだ。

当初、紅衛兵の主導する文化大革命の第一波で弾圧・差別された彼らは、ある論文と共産党幹部への反抗を煽った毛沢東の言論により、一挙に社会運動の主導権を握り、各地の共産党幹部やそれまでの主流派を権力の座から引きずり下ろし、既存の社会的権威をことごとく打ちこわしたのだ。

しかも彼らは互いに対立し、分裂し、隣の家族やグループを反革命的だと告発し、罪をなすりつけたという。疑心暗鬼に凝り固まった群集心理(「やられる前に相手をやっつけてしまえ」)が各地で抗争に発展した。抗争は激化し、やがて社会を大混乱に陥れ、多数の死者を生むまでエスカレートしたという。生産停滞どころか破壊が相次ぎ、いわば無政府状態に陥った模様だ。

こうした疑似内乱状態は、そもそも共産党内の権力闘争のためにこの社会運動を指示した毛沢東が「もう沢山だ」と文化大革命の中止を宣言するまで続いたのだ。つまり一人の悪党が権力欲に駆られて始めたことが、当人の意思を超えて国家と国民を長い間苦しめたのだ。毛沢東を暗殺する愛国者が一人も出てこなかったのが不思議である。

それから50年経って、負の連鎖の記憶を後世に残そうと声を上げ始めた人たちがいる。中国内ではなく、新しい生活基盤を米国に作ることに成功した人たちである。彼らの思いがどの程度中国政府に届くのかは分からないが、少なくとも日本を含む外国にはそれを聞くことを邪魔する者はいない。
http://chikrinken.exblog.jp/26552312

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中国の企業家というハードな生き方

撮り貯めた番組の多くを観る時間がないまま消さざるを得ないことが多い。しかし幾つかは随分遅れてではあるが鑑賞してみると凄い内容に衝撃を受けることがある。昨年撮ったNHK BS1スペシャルの「チャイナ・ブルー~ある企業家の記録~」はまさにそういった番組だった。
http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/2443/2409226/index.html

中国で大手引っ越し会社「蟻の引越社」を経営する李浪氏。「何も隠さない」と公言する氏の言葉に、中国人の馬ディレクターは、李社長の生活に5年間密着し、普通なら考えられない場面と本音を至近距離から映像に収めてきた。見たことのない赤裸々な映像で現代中国社会の深層に迫る異色のドキュメンタリーといえる。

20年前に妻と2人で始めた会社は急成長、豊かさを手に入れた。しかし李社長の心は満たされず、妻と愛人との間で揺れる二重生活も破綻の危機の中にある。会社をさらに成長させるために地方役人や地方の顔役にキックバックという名の賄賂を渡すことを幹部と大っぴらに話すところまで映像に収めている。実にショッキングな場面の連続だった。

観終わっての感想。中国の実像をまともに観た気がする。こんなに開けっぴろげにして、商売上まずくはないのか、逮捕されたりしないのか、心配になってしまった。言い換えれば、こうしたことをしない限り会社は生き残れないが、一歩間違えれば部下に裏切られて刑務所行きとなる。本当に「中国人でなくてよかった」と心から思う。

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真珠湾で慰霊した安倍首相の所感を読んで

安倍晋三首相がアメリカのオバマ大統領と共に真珠湾を訪問して真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊した際の所感を改めて読んだが、非常に見事な文章だった。感傷的に過ぎず、もちろんビジネスライクな印象もなく、抑制されながらも心ある人々の情感に訴える、感銘をもたらす名文ともいえるものだった。英訳文もよかった。

http://www.huffingtonpost.jp/2016/12/27/abe-obama-at-pearl-harbor_n_13862352.html

未来志向で、敗戦国・日本に米国が示した「寛容の心」への感謝を語り、最悪の敵だった両国が育んだ「和解の力」を世界に訴えるものとなった。訪問前にはオバマ氏の広島訪問時と同様に「謝罪の言葉の有無」が取り沙汰されていたが、もっとずっと高いレベルを見据え、両国が信頼し合える同盟国になったこと、日本が誰よりも平和を希求する国となったことを世界に宣言する意義深いものとなった。

以前は小泉内閣時の官房長官時代の言質や、第一次安倍内閣時の不甲斐なさなどから、今一つ信頼が置けない懸念があった安倍首相だが、オバマやプーチン、習近平や朴槿恵などと対峙する最近の様子からは自信も安定感も感じられる。そしてこの所感文にも当然、本人の筆が入っているに違いない。評価を見直さねばなるまい。

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日和見主義のメディア報道が民度を逆回転させる韓国

相変わらずやかましい隣国の韓国だが、今度は遂に大統領弾劾騒ぎだ。友人の経営者が虎の威を借りて好き勝手をやっていたのを放置していたことが「利益誘導」とされたり、彼女にスピーチ原稿を見せて助言をもらっていたことが「機密漏洩」とされていたり、いやはやかの国らしい相変わらずの牽強付会振りだ。

日本人から見たら「どうしてそこまで自らの元首に難癖をつけて貶めるのか」と不思議なのだが、日本に向けていた理不尽な怒り・恨みの矛先がしばし内向きになっている分だけマシなのかも知れない。この隣国民の感情の起伏の激しさとヒステリー振りはいつまで経っても変わらない。

遂にはマスコミや野党は2014年に発生したセウォル号転覆事故直後の朴大統領の行動(空白の7時間)に対し「国民を保護する大統領責務を放棄した」として弾劾を求める根拠に含めるべきだとしている。産経新聞社のソウル支局長が現地のゴシップ記事を引用して疑惑をほのめかしただけで「日本の反韓メディアが大統領を侮辱した」と大騒ぎして逮捕し、裁判沙汰にまでしたのに、今度は自分たちで同じことをしても恥じないらしい。

朴大統領に権力があるときにはその取り巻きをヨイショするため、そして反日世論に迎合するため、産経の支局長を弾劾する論調を好き放題やっておいたことはすっかり忘れ、世論が朴大統領を見放して権力維持ができないと見るや、手のひらを返したように何でもかんでも大統領非難のネタに使おうとしているのだ。

こうした韓国マスコミの一貫性のなさ、倫理性の欠如、報道機関としての矜持の欠如はあきれるばかりである。そしてこうした態度・行動がもたらす韓国民の民度の劣化はいかばかりであろう。

冷静に考えると、本当に朴大統領が自らの利益を図ろうとしたのかはかなり疑問である。単に崔容疑者が大統領の信頼を得ている友人の立場を利用して自己の利益を図ったということに過ぎない可能性は十分ある。そして大統領の側近たちもそうした関係を慮り便宜を図っていたと考えられる(後進国ではよくあることだ)。

本来なら韓国のマスコミはこうした論点をきちんと整理・提示し、誰が何をしたのかを押さえて冷静に犯罪要件を検証すべきだ。そして国益を考えて、必要ならば世論の行き過ぎをたしなめるべきである。しかし実際にはそれどころか、むしろ沸騰する世論をさらにあおる役目を率先して果たしているのである。三流タブロイド紙ならともかく、ほぼ全ての日刊紙とテレビ局が世論に迎合して同じ方向の大統領バッシングに躍起になっている構図は異常だ。

歴代の大統領と同様、こうしてまた朴大統領も任期の終盤を屈辱に紛れて迎え、不幸な形で終わるのだろう。そしてこの国は何一つ学ばないまま、より大衆迎合的な新大統領の下、日本叩きを繰り返すに違いない。日本にできることはただ一つ、できるだけ敬して遠ざかることである。

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